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2021/08/07 10:42

pink indiaのものづくりは自然環境への配慮や生産ロスの取り組みを行っています

生地は和歌山で作られたデジタルプリントの生地を用い、排水や汚水を極力出さないように配慮されています

現在生地を作る上で主流は捺染という技術ですが、大量な水や環境負荷がかかります

その分量産することで価格を抑えることが可能です

現在日本で作られている生地の比率は

捺染9:デジタルプリント1

という割合だそうです

デジタルプリントのコストは捺染よりも倍以上しますが、その分環境負荷が少なく、必要な生地量だけ生産することができるので無駄(ロス)が少ないのも特徴です

まさにこれからのサステナブルやSDGsの暮らしにも最適なものづくりだと僕は思っています

ただ、ネックなのがやはりコスト(価格)が高いことですが、今後10年で捺染とデジタルの比率は逆転していく可能性が高いとのことなので価格も下がると思います

大手メーカーなども積極的にデジタルプリントを採用してくれると繊維業界の未来も明るいですね

最後に、pink indiaはもともとハンドプリント(捺染)を使って生地を作っていたのですが、工場排水や作り手の人体への影響などの実態を知り、国内でのデジタルプリントへ移行した過去があります

(注:pink indiaのインド工房はアゾフリー染料を使用して正しい生地作りをしていました)






(2012年インド、バンガロールの工房にて撮影)


日本やヨーロッパなど、環境への意識の高い各国ならばあり得ない話ですが、インドやバングラデシュなどのアジア各国では以前から人体への影響のある染料や化学物質の使用が行われている工場などがあると言われています

なぜそのような物質を使用するかと言うと、理由は簡単です

コストが低く抑えられるからです




そのような工場の排水は汚水として近隣の川に流され、その周辺に生活している人々の健康に甚大な被害がもたらされているとしたら…

そして、作る側や、その周辺の人たちはその事実を知らないとしたら

  

ものづくりとは作り手とそれを手にする人たちみんなが繋がって出来ていると僕らは考えます

出来ることから、少しでも何かやってみる

それは本当に少しでもいいと思います

いきなり今の生活を180度逆転してくださいと言っているわけではありません

実際僕らは少しずつ、地球のため、名も知らぬ隣人のために声を上げて実行しています

pink indiaもこれから自分たちのものづくりが皆さんにきちんと評価されるように、しっかりと発信を行っていきたいと思います 

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僕らのものづくり、「物」を通してどこまで皆さんにその「息吹」を感じてもらえるか

それが大切な時代になってきています

「全てのものは人の手から産み出されている

それを実感してもらうために物語を繋いでいく」

pink india online shop

https://shop.pink-india.jp/

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